相談ってなんのため
私は人に相談するのが苦手だ。
先に書いておくと、
「私は自分から相談するのが苦手だから聞き出して欲しい」という話ではない。
「相談することは私に必要か?」という話だ。
勿論、仕事のことで上長に相談することは出来る。
基本リモートで働いているため、尚更業務上の報告、連絡、相談は欠かせない。
携わる人が、あまり私情を挟まず真剣に向き合い、それなりに確保された時間を使って解決しようとする。
ありがたいことに、自分の力で行き詰まるとフォローしてくれる私の職場環境では、仕事上の問題は解決しやすいことが多い。
そのため、私にとって解決しづらい問題は、仕事外で起きる。
「自分ではどうしようもない」のに苛まれるから、自分なりに落ちどころを見つけたり、割り切ったりしなきゃいけない。
それが5年、10年と続くとかなり苦しくなる。
そこに正しさは求められていない。
寧ろ正しく対処しようとすればするほど、悩むことになる。
私にとって相談することはあまり効果的ではなかった。
それでも、最近分かったことがある。
人の相談に乗ること。
それは自分が人に相談することよりも、遥かに気が楽になることだった。
自律神経が乱れやすい。
これは先天的なもの。
精神的に強い。
これは後天的なもの。
自分なら大抵の問題は解決できるだろうという自負と、友達を愛している自信があった。
とどのつまり、誰もが人に相談することで楽になるわけではなく、人に相談される方が楽になる人もいるということ。
無理に人に相談しなくてもいい。
そして、相談することに引き目を感じて我慢しなくてもいい。
ある物事にフォーカスするのではなく、普遍的に新しい価値観を取り入れることで、いつか自分を助ける材料になるかもしれない。
その為に色んな体験をしたり、色んな人の意見を聞けたらいいなと思う。
だからみんなと沢山会いたいし、沢山話したいです。アイラヴユー!