ポジティブな時に書こうと思っていたら、ポジティブになるまでに随分時間がかかってしまった。
もう一週間も風邪をこじらせて、咳のせいで鳩尾が筋肉痛にもなったが、観たいお芝居があるので、息を止めて観劇する。
ただでさえスマホのバイブ音が嫌いなのに、劇場でスマホを鳴らす人は何を考えているのだろうと思う。
劇場は、感受性が豊か故に普段生きづらい人間が、ひとつのものに集中して、感受性をMAXに出来る場所なんだ、だから邪魔をしないでつかあさい。
今日は、そんな神経質な話。
人間観察なんてする人の気が知れない。
外出する時は人の表情が見えないようにコンタクトをつけないし、会話が聞こえないようにいつもイヤホンをしている。
一時間半かかって施したメイクも、何か気に食わなくなって家を出る十分前に落とすこともある。
中学生の時、美術の時間を使って描いた絵を、前日に持ち帰って、夜な夜な黒く塗りつぶして、上から全く違う絵を描いたこともあった。
私のような人間が、社会にはごろごろといる。
芸術に才があって、それを極められるような努力が出来れば良かったかもしれないけど。
そうだ。
才能は開花させるもの センスは磨くもの。
私のような器用貧乏には
そんな彼の言葉も、どこか眩しい。
私はきっと、歳をとっていくうちに、やっぱり諦めがつかなくて、一般社会を出ようと試みるのだと思う。
でもそれはずっと先の話。
ある程度の所得や体裁を保っていては得られないものだと分かっているから。
こだわりが、何かに活かせればいいのだけど、飽き性な私は未だに何をすればいいのか分からない。
私には夢がない。
小学生の頃は、ただ漠然と、自分は将来何者かにはなっているものだと思っていた。
今の私は何者だろうか。
息絶えるまでに、他人にとってまではいかなくとも、自分にとっての何者かにはなれるのだろうか。
一方で幸いにも私はポジティブな私は自分を独り占めしたいから、他人にとっての何者にもならなくてもいいのかな、とも思ったりもした。
特に「妻」とか「母」とかには。
といいつつ私はPROJECT27をスタートします。
※PROJECT27とは
訳あって27歳までに苗字を変えたい私は、旧姓に戻す手続きが面倒なので、この際経験として結婚出来たらいいな〜と思って企てている計画