やまとたけるのみこと

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ

2025-01-01から1年間の記事一覧

湿度の高い憂い

バケツをひっくり返したかのような雨に萎縮して、今日は朝から雨戸を閉めたまま、一度も太陽の日射しを浴びていない。 ひとり暮らしをし始めてからというもの、 寝室も、リビングも、仕事部屋も全て一緒。 切り替えが難しいため、 寝ている間は雨戸をしめる…

ほんとうのさいわい

ほんとうのさいわいは一体なんだろう? カンパネルラの純朴な問いに、私は答えることが出来ない。 24歳になった私は、ここのところ自分のことしか考えられなくなっていた。 もっとも連日目の当たりにする現実への嫌悪からかもしれないけれど。 きっと、もっ…

大人になると君は

2024年が終わる頃、 そして2025年を迎えたそんな境目で 私は〝NANA〟と〝美しい彼〟に出逢う。 どちらも同性間の形容し難く 特別な関係を描いた作品だけれども 私はやっと、この作品が観れる気がした。 心当たりのある感情が、かつて私にもあった。 大人にな…